夜間中学その日その日 (1011) 夜間中学資料情報室
夜間中学新聞報道月報 2024年12月 2025.01.11
12月の新聞報道は44件。新設に向けて検討が進む、13地域から23件の報道。公立夜間中学は5校から7件の報道。自主夜間中学3校から4件。多様化学校の新設1件。不登校2件。夜間中学の映画3件。全夜中研大会2。
2024年4月開校の鳥取県立夜間中学の取り組みを取材した記事「日本海NEWSダイブ 共に学び合う場 鳥取県初の夜間中学『まなびの森学園』『学び積み上げる』喜び共有」(日本海新聞 2024年12月22日)は夜間中学が持つ可能性を教えてくれる記事ではないか。「地域との関わり」を追求して“夜間中学の学び”が次のように紹介されている。
「まな森の授業は、外部講師を教室に招いたり、生徒たちが校外に出たりと、地域の人々と関わりながら展開されるのが特徴だ。今年11月14日、1~3年生5人が菓子・料理教室ボンヌノノ(鳥取市二階町4丁目)で調理実習に挑戦した。講師は同店オーナーシェフの岸本典子さん。地元食材の鶏肉で作るオーブン焼きチキンをメインに、5品の本格的なクリスマスメニューを作った。
『上手!』『さすが!』キッチンには、生徒同士で褒め合う温かい声が響く。子育て経験があり料理の得意な生徒が、他の生徒をさりげなく助ける。手が空いた生徒は率先して洗い物をする。1時間半ほどで調理だけではなく、片付けまで済ませてしまった。
できあがった料理は、飾り付けた机の上に並べて写真撮影。岸本さんにナイフやフォークの使い方やテーブルマナーを教えてもらいながら、一足早くクリスマス気分で、温かい料理に舌鼓を打った。
岸本さんは『打てば響くと言うか、こうしてね、と言うと一生懸命にやってくれる。周りの状況を見ながら、それぞれができることをやる本当に良い生徒たち』と目を細める」。
『学ぶ』『つながる』『社会の中で生きる』という三つの喜びを見いだす学校に、との基本理念を掲げた「まなびの森学園」の実践がこのように報道されている。
12月のテレビ放送は9件。「県内初の夜間中学校 開校への思い」(NHK 2024年12月28日放送)は2025年4月開校に向けた取り組みを取材した内容で、2名の取材者が次のような感想を語っていた。
「入学希望者説明会や体験教室など、開校に向けた動きを取材する中で、すべてのイベントに足を運び、入学希望者に寄り添って声を聞いている前田さんの姿が印象的でした。校名の「みえ四葉ヶ咲中学校」には、『卒業するころには心の中に素敵な四つ葉が咲いてほしい』という思いを込めたということで、さまざまな背景や経歴の参加者が集まり、意欲的に学ぶという新しい中学校のありかたを感じました。来年4月の開校に向けて引き続き取材を続けていきます」(吉田怜恩)
「夜間中学ってなに?っていうことから恥ずかしながら今回取材を始めました。多様な学生が通うことが想定される中、皆さんが真剣に議論し、一人一人が安心して通える学校を目指す姿は、夜間中学に限らずどんな学校も多様な生徒に向き合うことが大切になるのではないかと感じさせられました。今後開校してからも継続して見つめていこうと思います」(奥山雅也)

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