『評伝 沖浦和光とその周辺』 安藤紀典著 発行：先駆社 Journalist World ジャーナリスト・ワールド

　戦中戦後を駆け抜け広大で刺激的な沖浦ワールドを構築された沖浦和光先生。80年代以降の芸能やインドネシア、キリシタン再発見、日本文化の地下伏流などのご著作、ご講演の前史、高校大学時代の奮闘と闘いが鮮明に浮かび上がる感動的な一冊は、波乱万丈の沖浦先生の思想と優しさの骨格を鮮やかに浮かび上がらせている。汗や涙の香りが漂ってくるほどの迫力に満ちたこの一冊が大阪で開催された昨年末の『沖浦和光先生を偲ぶ会』と先月開催された東京学士会館での『沖浦和光先生を偲ぶ会』の間に執筆刊行され会場で販売されていた、その筆者の並々ならぬ想いにも驚嘆、迫力の一冊、必読の一冊と言えます。 2016年3月発行　著者　安藤紀典　 編集発行　先駆者　一冊　５００円（送料込み）

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