「沖縄通信」第113号(2016年3月-1) Journalist Worldジャーナリスト ワールド
- 西浜 楢和
- 2016年4月22日
- 読了時間: 6分
3月12日(土) 山城博治氏、大阪行動に立つ!@大阪駅前
2016年3月12日(土)、「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」(以下、「大阪行動」と略す)の第605回大阪駅前街宣活動に、沖縄から山城博治・沖縄平和運動センター議長が激励のために駈けつけてくれました。

去る2月6日、大阪行動は600回の節目を迎えました。そもそも辺野古に基地をつくる計画が持ち上がらなければ、この行動を始めることはなかったのです。私たちは行動の回数を、年月を誇りたいわけではありません(=建設を断念させて早く終わらせたい)が、節目としてこの日は600回企画大阪行動ゆんたくを持ちました。
翻れば、2004年8月から毎週土曜日に大阪駅前で行なってきた街宣活動です。ところが、2013年12月に仲井真・前知事が埋め立てを承認したことに力を得、それに歩調を合わせるかのように、同月21日(第489回行動)、在特会とおぼしき連中が突然大阪行動の妨害に現れました。「サヨク!」「朝鮮人!」「死ね!」などの罵声を私たちに浴びせかけました。その後、彼らは執拗に大阪駅前にやって来て、ビラを1枚も撒けない状態が続きました。年が明けた2014年1月4日(第491回行動)には遂に機動隊が導入されました。大阪行動をこれからも維持していけるかどうかの瀬戸際だったと、今から振り返れると思います。彼らの妨害は3月15日(第501回行動)まで12週にわたって続きましたが、最終的にはねのけることに成功しました。
今は以前の状態に大阪駅前は戻っており、いやそれ以上に参加者も集まり署名数も増えています。三線演者の牧志徳さんもほとんど毎週参加され、島歌ありエイサーありととても元気で華やいだ雰囲気です。この大阪行動に山城博治さんが来てくれました。この日3月12日はいつにも増して50人以上の参加がありました。

以下は大阪駅前での山城博治さんのアピールです(筆者注:ほぼ忠実にテープを起こしています)。
大阪駅前にご参加、ご結集いただきました仲間のみなさん!こんにちは!山城博治です。今日大阪行動のこの場所に仲間たちと一緒に参加することができて本当にうれしいです。今日お呼びいただきましたみなさんに心から感謝申し上げます。懐かしいみなさんとこのように闘いの現場で会えることにうれしく思います。心から感謝申し上げます。
ありがとう!!がんばってまいりましょう。
ご案内のように、3月4日に「和解」が成立したということで、一定の安堵と同時にまた舌の根も乾かない内に「辺野古が唯一」と言い続ける政府の姿を目の当たりにして、この「和解」なるものがどんなにか、まやかしと裏工作が入った妥協の産物であるかということが明らかになっております。私たちはゲート前で警戒を緩めません。政府の沖縄だまし、県民だまし、あるいは闘いを崩壊せしめるような動きを警戒しながら、引き続き取り組みを強化していこうということを確認し合っております。

勇気を持って闘い抜きたい。
みなさまのおかげで多くの理解が得られて、全国でも各種の世論調査を見ても辺野古に新基地をつくることは反対だという国民世論が圧倒しております。全国各地で運動をつくり、多くの人々に訴え続けているみなさんのたゆまぬ地道でそしてゆるがない運動が、このような世論をつくっているものだと理解をし、心からの感謝を申し上げます。
この間、水曜行動、木曜行動を入れてゲート前は開かないようにしておりました。そして今、火曜行動を入れて週のど真ん中の3日間、工事を止める、そういうところまで運動は来ておりました。この「和解」があろうがなかろうが工事はもう出来ない、翁長県政のあらゆる合法的・行政的手法で止まっていたわけです。私たちはそう思っておりました。それを「和解」という形に持ち込んでほとぼりを冷まさせようとしたのは政府の焦りと、政府の劣勢をどうにかして盛り返すという期間を得ようとしただけです。私たちは今の状況を力強く政府を追い詰め、工事断念に向けて運動が出来ていることを確認したいと思います。
どういう状況であれ、この闘いには間違いなく我々が勝利をするのです!(拍手)辺野古に新基地は出来ません。あるいはつくらせません!戦争につながるような新しい基地の強化・拡大はさせません!これが私たちの決意であり、全国の仲間たちの決意であろうと思います(拍手)。
安保法制が今月3月の末に稼働するようです。全国の仲間が心配しております。同時に安倍内閣は3・11を迎えて、なおほざきまくっております。“放射能は除染された”、“各地域に避難をした人たちに帰ってもらいたい”、そして“東京オリンピックには福島の人たちを招くんだ”と、訳の分からない寝言を言い続けております。ふざけるナ!東京オリンピックなど糞くらえ!そんなものはいらんわい(そうだ!)。東京オリンピックを開催するカネがあるのなら、原発を止めろ、福島の1号機2号機3号機4号機の原発を廃炉にしろ!国の総力を挙げて放射能の噴出を止めろ!(拍手)そういうことも分からないで、“放射能が止まった、除染がされた、ブロックされた”と、ふざけるナ!人々の命は紙切れではないんです。人々の暮らしはオリンピックで変えられるようなものじゃあないんですヨ。みなさん!そういうことを言い続けるこの政府の信じ難いまでのおぞましさと信じ難いまでの棄民政策に腹の底からの怒りを感じてなりません(拍手)。

道行くみなさん!沖縄からまいりました。凄まじい政府の圧力に抗して、沖縄の人々が声を上げ続ける、沖縄の現場からまいりました。
大阪のみなさん!どうぞ力を合わせましょう。政府に騙されてはなりません。嘘つきの恥知らずのペテン師でおぞましい限りの安倍内閣の宣伝にだまされずに、我々は我々の暮らしを守るために声を上げてまいりましょう。そうでなければ必ず近いうちに私たちはまた凄まじい世界に追いやられる、そのことが見えているような感じがしてなりません。私たちもこれからもめげずに翁長知事を支えて、県民は一丸となって襲い来る国家権力・安倍内閣と対峙をしながら、自らを奮い立たせて、県民が奮い立って力強く進む決意であります。どうぞ力を貸してください。そして力を合わせてまいりましょう。大阪の仲間たちがこんなに多くの人たちが辺野古のことを訴え、連日行動していることに感謝いたします。感激をいたします。みなさん! 歌いましょう、ご一緒に!
沖縄の未来(みち)は沖縄が拓く
戦世(いくさゆ)を拒(こば)み、平和に生きるため
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう
辺野古の海を守り抜くために
圧政迫るが、立ち止まりはしない
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう
高江の森を守り抜くために
力を合わせて、スクラム固めよう
島々の暮らしを守り抜くために
思いを巡らせて、心を通わそう
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう
