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夜間中学その日その日 (463)     蟻通信編集委員会

  • journalistworld0
  • 2016年9月8日
  • 読了時間: 2分

「わらじ通信」に込められた想いを共有して

行政管理庁の「夜間中学早期廃止勧告」に対し憲法に明記された学習権の保障を求め、夜間中学開設運動の行動に立ちあがった。髙野雅夫さんは母校・東京荒川9中夜間中学の卒業生、在校生、教員集団で証言映画「夜間中学生」の制作に取り掛かった。

夜間中学で学ぶ姿と労働現場と生活を16ミリカメラで追い、映像と音声で記録した。早期廃止勧告がいかに夜間中学生の実態を無視したものであるか、事実で世論に訴え、夜間中学を必要とする人たちに、夜間中学開設要求の闘いに立ち上がるよう打って出るねらいであった。早期廃止勧告を逆手に夜間中学開設運動を展開していくのだ。

髙野さんは出来あがった映画を担いで、夜間中学開設運動の全国行脚に出発した。青森北海道 54日間。岡山 72日間。京都 106日間。大阪 214日間。

あわせて446日、一日もかけることなく、官製はがきにその日の行動と思索を記録し、母校荒川9中宛てに投函した。号外や、何枚にもわたって書いているので、450通を越えるはがきが郵送された。一枚のはがき表裏にぎっしりと書かれた文字は、どれも2000字を越える。なかには4000字を越えるわらじ通信もある。

その日の出来事をその日のうちに書きあげ、投函する。一日も欠けることなく続けられた。手元にもその記録を残しておくため、はがきと同じ文面で、ノートにもう一度書き留めたという。今でいえば、コピーをとっておいてというべきであろうが、髙野さんはもう一度ノートに書き留めている。駅のベンチを机代わりに書きあげた手紙も何通かある。怒りをバネにとはいえ、この集中した精神力はただただ驚きだ。

母校に届いた、わらじ通信は在校生に紹介され、行く先々での闘いの様子が在校生に伝えられた。後日、そのはがきは高野さんに返された。夜間中学電話帳『チャリップ』に収録されているので内容を知ることができる。実物は「チャリップ夜間中学生歴史砦」で手にすることができる。

50年後の今、この 450通を越える、わらじ通信に込められた想いを共有し、夜間中学開設運動の闘いに立ちあがっていこう!!

 
 
 
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