第9回東アジアキリスト教交流史研究会 Journalist Worldジャーナリスト ワールド
- 北口学
- 2017年1月5日
- 読了時間: 4分
発表を行います。申し込み用紙などの画像ファイルをアップロードいたします。みなさまのご参加をお待ちいたしております。締め切り直前のご案内で申し訳ございません。

「東アジアキリスト教交流史研究会・立命館大学社会システム研究所共催 第9回東アジアキリスト教交流史研究会 開催日:2017年1月20日(金)~21日(土) 1月20日(金)フィールドワーク 13時にJR京都駅烏丸中央口改札に集合し、高山右近の遺跡を中心に散策します。 1月21日(土)ワークショップ 総会及びワークショップ@立命館大学茨木キャンパス 〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2-150(JR茨木駅下車、徒歩約5分、阪急電車南茨木駅下車、徒歩約10分大阪モノレール宇野辺駅下車、徒歩約7分) ご参加を希望される方は、以下のプログラムをお読みいただき、別添の申込用紙に必要事項をご記入のうえ、2017年1月6日(金)まで関西事務局の飛田までお申し込みください。 e-mail:hida@ksyc.jp/fax: 078-821-5878/tel:078-851-2760 (飛田雄一 〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター内) プログラム ●1月20日(金)高山右近関連史跡を中心とするフィールドワーク 13:00 JR京都駅烏丸中央口改札集合 (17:00 運営委員会@立命館大学茨木キャンパス 運営委員の方はご参加ください ●1月21日(土)ワークショップ 10:00~10:30 総会 10:30~10:15 開会式 10:15~12:00 記念講演 芦名定道氏(京都大学教授) 「東アジアキリスト教交流史研究の地平―現状と課題の分析より」 13:30~17:30 研究発表(7本) 17:30 閉会式 18:00 懇親会@同キャンパスまたはその近辺 【研究発表】 1)浜田直也「賀川宛天羽英二書簡に見る日中戦争時下の外務省と賀川豊彦」 2)朱海燕「1922年の非キリスト教運動のキリスト教会への影響―広州の『真光雑誌』の対応を中心に」 3)北口学「インドネシア、マレーシアにおけるフランシスコ・ザビエルの足跡をたどる旅から帰国して現状報告」 4)徐亦猛「イ族における内地会の宣教活動―雲南省禄勧県を中心に」 5)神山美奈子「W.M.ヴォーリズ (W.M.Vories)がみた植民地朝鮮」 6)辻直人「戦前期イリノイ大学YMCAにおける国際交流事業―湯浅八郎の書簡分析を中心に―」(仮題) 7)今高義也「柏井園の軍国主義批判―『文明評論』誌上の論説を中心に」 8)宮崎善信「日本カトリック教会出版物を通してみた植民地朝鮮認識」 ※研究会前日(1月20日)と当日(1月21日)の宿泊用に、茨木キャンパス内宿舎シングルを15部屋仮予約しています。一泊3000円です。希望者は申し込みの際あわせてご記入ください。発表者優先、先着順となります。 ※立命館大学社会システム研究所より遠方の若手発表者に交通費等支給の可能性があります。詳細については関西事務局まで直接お問い合わせください。 北口レジュメより(抜粋) 「東アジアのキリスト教伝播史を思考するとき、その前線基地となったゴア、マラッカ、アンボン、マカオなどの現地調査から見えてくる一つのイメージがある。「フランシスコ・ザビエルの軌跡」を中心とした調査旅行の数々は「室町時代以降の海洋」「倭寇」「日本人街」「勘合貿易」「香料と大航海時代」「キリスト教と被差別の民」などのおぼろげな壮大なイメージが浮かび上がらせる。また、その前史とも言えるイスラム教の中国から東南アジアへの伝播、つまり鄭和の巨大船団アフリカ到達などの数次に渡る大航海の史実も。タイ王国からの圧迫に対抗しムスリムとなったインドネシア。100年遅れの大航海時代。それ以前のマレーシアやインドネシア、フィリピンとの琉球王国を中継とした韓国・日本の交流史は重要ではないか?後にイスラム化を拒否し山岳地域に追われたキリスト教徒たち。彼らの過去と現在がザビエルの足跡を追いかけることで浮かび上がる。ザビエルの書簡から浮かび上がるインドネシアでの離島布教地7箇所のうち5箇所が判明した。20年近くに渡る故・沖浦和光桃山学院大学元学長・名誉教授と現地クリスチャン・ツアーガイドたちの発見や調査を基礎とし2016年12月のマレーシア・インドネシアにおける最新の現地調査を踏まえ、秘境の離島と言われているアンボン、テルナテ、モロタイetc。驚くべき史跡・教会など。インドネシア国営ガルーダ航空の協力による現地への3月末の調査参加者をも募りたい。」