巨大な右派、戦争の犬たちに過小評価は禁物 歴史修正主義に徹底抗戦だ
- 北口学
- 2018年2月16日
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日本全国、右傾化の嵐にもみくちゃにされて、理不尽ででたらめな言説が跋扈。歴史の真実を、阿呆どもの大音声ででたらめに改竄されてゆく日々。研究者や当事者からの聞き取りなど、正確性も証拠や証言も無視するどころか、著しくその尊厳を踏みにじる。我が市でも同様の事例が。教養なき少数者(我が市ではたった一本の電話にあわてふためく行政も行政だが) 彼ら実行部隊はさほど多くない。逆に良識ある人々が数の上では勝っている。声をあげる人が少ないだけだ。そして圧倒的多数派の無関心層。無関心層は声だかな、ふざけた歴史修正主義の、研究者・当事者・証言者への冒涜にズルズル引きずられ、右傾化の風潮が充満して行く。 私の住む市の元市長が、歴史学者でもなく、教育者でもなく、「慰安婦は金を受け取った売春婦」と言い放ったと新聞が報じた。翌日、市役所には抗議の電話・FAXは一本のみ。一方、賛辞や賛意の電話・FAXは八百本以上。 驚くべき数字だ。勿論、組織的動員の電話・FAXである事は容易に想定できる。しかし、驚くほどの組織力や司令指示系統が出来上がっている。巨大な背景や支持機構のような物も右派保守は持ち、資金力も潤沢だ(神社本庁や宗教団体、保守財界とその下部組織など)。 それらが一斉に動き地方自治体に攻勢をかけている。それが数字に表れている。 しかし!しかしである!行政や議会はその数字に巨大に影響される。 国会でも同様。院内集会などの取り組みがなされる一方、歴史修正主義者らから組織的に議員事務所に送られる大量のメール、電話、FAX。 情け無し、言葉を失う、、、。 どんどん恐ろしくもおぞましい社会的空気、風潮が拡大し続けているこの数十年。とりわけ現政権下では勢いづいているのは確実。だから背筋が寒く、嫌悪感がマックスの日々。 反撃しなければ!沈黙は放置と同義、歴史修正主義者、平和の破壊者たちへの同調だ!反論を、声を従来通り上げて行こうではありませんか。