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9条を守りたい!大学での若者の反応 本年度最後の講義を終えて

  • 北口学
  • 2018年2月2日
  • 読了時間: 3分

明治新政府、つまり薩長土肥のデタラメな国家神道、天皇家の諸行事がでっち上げの事を綿密な研究で実証している書籍は多々有ります。何が明治150年、どこがめでたい?!大政奉還150周年?はらわたが煮えくりかえります。身内びいき、貪欲な利権漁りと独占、財閥成長と賄賂、今日の政権の体質は明治新政府の明治の元勲と称揚されるやつらがじゃんじゃん貪欲に貪っていた。それをいま、美化してるマスコミってダメじゃないの?欧米列国に習い富国強兵で植民地支配と差別の量産。 どうも日本の左翼運動は宗教に対してあまりにも無関心すぎるのではないかと、新左翼も含めた左翼陣営や労働運動に警鐘を鳴らしておかねばならぬ気持ちがしています。マルクス主義や社会主義に影響を受けた全共闘運動にもそのような気持ちを持っています。GHQが国家神道を解体したようで、実は新興宗教乱立を右派は行なっていた。GHQの目を盗んで神社本庁が掌握していた国民誘導や隠れ蓑の新宗教創立ち上げ多数、影響力の保持、皇室への箔付け、そして生長の家から日本会議などに代表される継続した、右派宗教団体の広報や動きは戦後継続して巨大な集票マシーンとして機能しています。宗教団体は巨大な資金源を持ち財界とも密接にチームプレイを継続してきています。

 国際化時代、イスラムやキリスト教、仏教、ユダヤ教の動きを文化的側面からトーチャーし、彼らの視点からは、全く違った世界観、世界史が私の内部に浮かび上がってきています。 退位、即位、東京オリンピックなどの奉祝ムードの中で自民党は国民投票の雰囲気作りを電通と練っているでしょう。

 本当に9条は危機的な状況にあると心が痛みます。 日本中のNGOやNPOが結集しても一宗教団体の動員力や資金力には太刀打ちできません。また、無制限に自公はTVやインターネットをフル活用して国民投票を有利にするための国民洗脳、雰囲気作りをしてくるでしょう。 明治時代に抵抗した南方熊楠や刑死していった社会主義者やキリスト者のキリスト者のキリスト者の苦しみと闘争、平和の尊さを若者に常識的な教養として提示啓発を行って来なかったことにも歯がみをする想いです。 一昨日の講義では先住民族と9条を取り上げました。大学の学生は本当に真剣で「いま、そんな動きが国政で?知らなかった」と危機感を募らせ活発な議論となりました。 本日は私の最後の講義、坪倉先生をゲストに2コマ、みっちり「アウシュビッツ」の講義。生徒たちの反応は素晴らしいもので有りました。 さて、成績と来年のシラバス作成に追われる日々となります。 「先生の講義、授業が一番、この大学でおもろい」「え!!北口先生の講義は今日で終わり?もう会えないの?」そんな学生に講義後取り囲まれ、教員冥利につきる最後の講義が終了した本日で有ります。

 講義で使用した部落差別に関するDVDのコピーをくださいと言ってきた女性の学生の感性も素敵です。「国策樹立運動」「オールロマンス事件から行政闘争」など知らないことばかりで感動したようです。同和教育が中高で下火になっている影響でしょうか?国際化時代に「人権」は、労働組合の重要性、セクハラのこの一週間の動き(#me too)などとともに最も重要な基本的な教養であることを再認識するべきと、へそ曲がりの私は思っています。

 
 
 
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