

映画『独裁者と小さな孫』 イラン人監督の名作 チャウシェスク、マルコス、フセインを想起しつつ Journalist World ジャーナリスト・ワールド
映画『独裁者と小さな孫』(2014年公開)老いた独裁者とその幼い孫の逃亡の旅を描いた、イランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督最新作を鑑賞。傑作映画の一本だと思えます。第71回ヴェネツィア国際映画祭オープニング作品。第15回東京フィルメックスでは『プレジデント』の邦題で上映さ...


シェイクスピア『マクベス』とアジア太平洋の日本軍の残虐行為・慰安婦 Journalist World ジャーナリスト・ワールド
映画『マクベス』(2015)を見ました。シェイクスピアの偉大さは語る必要ないでしょう。しかし、今日までの多数の解釈や映画化などには時代の風潮・人権意識や国際情勢などを如実に反映する、その点が今回の作品を鑑賞し深く考えた部分です。また、日本の戦国時代の下克上の武士道との比較に...


夜間中学その日その日 (512) Journalist World ジャーナリスト・ワールド
大阪人権博物館 特別展「夜間中学生展」 大阪人権博物館(リバティー大阪)で開催される特別展「夜間中学生展」が(10月18日から12月16日まで)まもなく始まります。 「夜間中学生-学ぶたびくやしく、学ぶたびうれしく-」をテーマに博物館で企画展が開催されることは、夜間中...


夜間中学その日その日 (511) Journalist World ジャーナリスト・ワールド
夜間中学の明日への展望をどう描くか(3) 形式卒業者の夜間中学入学について 私たちが夜間中学のとりくみで追求してきたこと、学習者の生い立ち、歩んできた人生、いまおかれている実態を学び、解決の方途をどう切り拓くか、その力になる夜間中学の学びをどう創造するかに力点を置いてきたと...


映画『兵隊やくざ』と従軍慰安所 Journalist World ジャーナリスト・ワールド
『兵隊やくざ』と慰安所 今月は『座頭市』『兵隊やくざ』両シリーズを12本見ました。『座頭市』シリーズの次に制作された『兵隊やくざ』は1965年からシリーズ9作。両シリーズとも反権力・反権威と共に、映像が記録する時代と時代の空気を色濃く活写している作品群だと思えます。敗戦25...


夜間中学その日その日 (510) Journalist World ジャーナリスト・ワールド
夜間中学の明日への展望をどう描くか(2) 「教育と運動」、夜間中学のあゆみの中で、教員の間でくりかえされる論争点である。教育と運動は別。夜間中学校研究会とか研究協議会は研究組織で、運動はできません。それは別のところでやってください。という意見が教員とりわけ、管理職から近年、...


『奇皇后』を観た Journalist World ジャーナリスト・ワールド
『奇皇后』50数話を一気に鑑賞。高麗が元に圧迫されている時代の物語という話を聞いて非常に関心を抱いたから。反権力・反権威・反差別の韓国や台湾の高評価の作品も映画には多いし。 融和主義と女性差別に満ちた作品が日韓やアジアを中心に大人気、ムック本まで発売とは実に嘆かわしい有...


夜間中学その日その日 (509) Journalist World ジャーナリスト・ワールド
リバティー大阪 72回特別展「夜間中学生展」 目前に迫ってきた。会期は2017.10.18(水)から2017.12.16(土)。毎日開館ではない。水・木・金・土の週4日の開館である。日・月・火の3日そして第4金曜は閉館となっている。開館時間も通常10:00~16:00、土曜...