

夜間中学その日その日 (628)
大阪府教育庁(大阪府教育委員会)と話し合う会 夜間中学生の想いを直接大阪府教育庁担当者に尋ね、その課題解決の方途を見出す、話し合う会が2019年7月7日、天満夜間中学で開かれた。120人が参加した。主催する近畿夜間中学校生徒会連合会の伊藤会長は次のように挨拶を行った。...


夜間中学その日その日 (627)
関西夜間中学運動50年に寄せる想いを語る集い(4) 呼びかけ人はボランティアで参加した神戸学院大学の大学生のインタビューに応じた後、リレートークに入った。関西夜間中学運動50年にちなんで夜間中学生50人のリレートークとして積極的にスピーチをするよう呼びかけ人は各夜間中学を訪...


夜間中学その日その日 (626)
関西夜間中学運動50年に寄せる想いを語る集い(3) タイで2年半、言葉も通じない中、ひとりで生活してきた体験が自信につながっていったと語る司会者は、「言葉が通じなくても人間関係は作れる」と私たちに話されていた。「今まで、お願いがあるといわれたことがなかった、おかんから、初め...


夜間中学その日その日 (625)
関西夜間中学運動50年に寄せる想いを語る集い(2) 「夜間中学生のチカラでこの集会をやり抜く。先生たちは口を出したらあかん」「そうであるのに、先生たちはいつも、口を出し、手を出し、生徒の持っている力を奪ってきた」「どこまでできるか」「たとえ、そこでひっちゃかめちゃかになって...


夜間中学その日その日 (624)
関西夜間中学運動50年に寄せる想いを語る集い(1) 私たちひとり一人は力不足であることは百も承知、しかし、力を合わせれば大きな 力になることは先輩たちが教えてくれた。夜間中学開設運動により、大阪に夜間中学を実現して50年になる今、記念の集会を持とう。呼びかければきっと応えて...


夜間中学その日その日 (623)
沖縄県義務教育課「夜間中学設置に係るニーズ調査」 「沖縄・夜間中学への通学希望549人 1割が『最終学歴が小中学校』『学校行ってない』」 こんな見出しの報道があった(2019年6月21日 沖縄タイムス)。 沖縄県教育委員会は2018年11月から今年2月にかけて「夜間中学設置...


夜間中学その日その日 (622)
夜間中学のよって立つ視座 夜間中学のよって立つ視座を再確認すことを考え、改めて「わらじ通信」を読み進めてきた。「教育機会確保法」が施行、夜間中学開設することが地方自治体の義務だとして、その進捗をマスコミは報道している。文科省は法を作った。引き続き開設が進むように努力は続ける...


夜間中学その日その日 (621)
「わらじ通信」に流れる思想 大阪に入って、224日に及ぶ義務教育未修了者を見つけ出す、地べたを這う髙野雅夫さんの夜間中学開設運動は693か所で行ったことが「わらじ通信」から読み取れる。大阪教職員組合(71回)、大阪府教育委員会(31)、大阪市教育委員会(45)、街頭でビラ配...


夜間中学その日その日 (620)
「わらじ通信」を読む 学齢を超えても義務教育が保障されるこんな学校教育制度を持っているのは日本の夜間中学だけです。このように話されていたのは韓国の黄宗建先生であり、都立大の小沢有作先生であった。しかし学校教育制度からくる制約は夜間中学の学びを骨抜きにし、学習者を失望させるも...